近江商人の理念
こんにちは。税理士の岡崎です。
私も開業して早4か月が経ちました。その間にいろんな研修やセミナーに参加して多くの事を学ばせていただきました。その中で今日は近江商人の理念について少し書きたいと思います。
近江商人は江戸時代に商取引を通じて全国各地で活躍し、その地域の産業発展に大きく貢献し、その商法や経営理念は現代の経営原理を確立し、日本産業の推進者として活躍してきました。
その近江商人の経営理念に「三方よし」という言葉があります。これは「売り手よし」、「買い手よし」、「世間よし」という理念を意味しています。
つまり、商いは売り手と買い手という当事者に好都合というだけでなく、その取引が世間とっても好都合でなければならないという意味です。商品を売ったら利益を求めるのは当然ですが、自分のことばかり考えて高利を求めてはならず、商品を購入した人にとっても「良い買い物をした」という気持ちになるような商いが大切で、その結果社会全体の利益につながらなければならないという考え方です。
私自身はまだまだ未熟な経営者であり発展途上にありますので、この「三方よし」の理念を一つの指針として、私とお客様の双方にとって良い提案ができ、双方の発展により地域経済の発展につなげて行きたいと思います。
これからもよろしくお願いします。